旅行業界も価格破壊・・・今や、かつての一流温泉旅館やホテルだった施設に1泊2食でオールシーズン7800円や9800円で泊まれる時代である。
若者からファミリー、年配者までが気軽に行けることで人気を高めている。
その理由の魅力は何と言っても値段であろう。
バブル期も知っているものとしては安かろう悪かろうでは人は寄り付かないが
豪華な施設に安価な値段で泊まれ、料理はそこそこ、無料のカラオケやインターネット、卓球、施設によってはプール、ダンスホールまである。
また一人で泊まっても料金や待遇は同じである。
こうなると今までは1回行ったものが、2回、3回となる。
温泉旅館であっても従来のように仲居さんはいないので戸惑う人や味気なく物足りなさを感じる人もいるかと思うが、
ホテル感覚の気軽さや心づけなどの気遣いもいらないので見方によっては楽でもある。
高級感やのんびり静かに・・・といったニーズには合わないが、「気軽に温泉に行ける」という意味では十分に納得できる。

このような宿が人気温泉地にあちこち増えつつあり、今まで老舗と呼ばれてきた宿も閉館に追い込まれている厳しい現状がある。
宿の規模は様々であっても、それぞれ日々生き残りをかけた厳しい戦いが繰り広げられている。
しかし、そんな中でもオリジナリティ溢れる人気の宿も少なくはない。

どうしてあそこはいつも満室なのだろう?
なぜうちには予約が入らないのだろう?
具体的にはどんなことをしたらよいのだろう?

観光協会や旅館組合との連携も必要なことですが、まずは自らの宿をよく知ることが大切である。
もと旅行雑誌出版社勤務の私が、実績と30数年泊まり歩いた経験を生かしてあなたの宿の立て直しのサポートをします。

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